2012/11/12
「今夜ここにいられて物凄くハッピーだわ」。11月8日に故郷デトロイトのジョー・ルイス・アリーナ公演を行なったマドンナは有頂天だ。その理由は、同公演が【MDNAツアー】を展開している彼女の凱旋公演だったのみならず、これまで熱心に応援してきたオバマ大統領が再選したからだ。
「オバマが大統領に選ばれたのよ! こんなに嬉しいことはないわ。皆んなで祝福しましょ」とステージから呼びかけると、これに対しブーイングも聞こえたものの、ほとんどのファンは歓声をあげて祝福。さらに「嬉しいのは、民主主義が守られているアメリカ合衆国に住んでいることよ」と続けたマドンナ。「反対してブーイングしても構わない。それが民主主義よ。世界各地を廻っているけど、多くの国でそれが許されていないの。自分たちの手で大統領を選べる幸せを」とし、また、アリーナ席にいた父トニー・チッコーネに触れ、「私たちは政治的意見は噛み合わないけど、お互いを愛しているわ」と話した。
ミシガン州のベイ・シティに生まれ、デトロイト郊外のポンティアックとロチェスターで育っているマドンナ。「今日の私を作ってくれたミシガンに」と、最新アルバムから「マスターピース」をささげた。また、フィナーレに向けた「セレブレイション」では、ダンサーやバンド・メンバー全員が、投票日夜のピッツバーグ公演のために作ったオバマTシャツを身に付け、文字通り大統領の再選を祝った。
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